矯正歯科について

世田谷北沢 医療法人社団 燦陽会 下北沢駅前歯科クリニック 矯正歯科について矯正歯科は歯の矯正治療を行う診療科です。
様々な材質の矯正装置を歯に装着させ、時間をかけながら正しい位置に歯を移動させていく治療を患者さまに提供します。

矯正治療は見た目を良くすることでコンプレックスを克服するものと思われがちですが、それ以外にも多くのメリットを患者さまにもたらします。

歯並びを正しくすると噛み合わせが改善され、食事がしやすくなったり、発音がはっきりしたりします

人とのコミュニケーションに積極的になり、その人の人生が明るくなるということもあるのです。

歯並びが悪くなる理由

「日本人は生まれつき顎が小さいから歯の生えるスペースが充分ではない」という話を時々聞きますが、ほとんどは遺伝的な要因よりも生活習慣が原因です。

1.癖
頬杖をつく、爪を噛むなど普段何気なくしている癖が歯並びを悪くする原因になります。
そういった癖は歯や顎にダメージを与え、正しい成長を阻害してしまう可能性があります。
2.虫歯
虫歯は歯並びにも大きな悪影響をもたらします。
子供の場合、乳歯が虫歯になって予定よりも歯が早く抜けてしまうと、永久歯の生え方、歯並びを悪くします。
成人の場合も虫歯の症状が重くなると周囲の歯が移動してしまい、歯並びが悪くなってしまう可能性があります。
3.口呼吸
口は呼吸するための器官ではなく、鼻が呼吸するための器官です。
そのため口呼吸を続けていると歯並びの乱れ、顎の変形など口内に悪影響を及ぼします。
4.食べ方
早食いやどちらか片方の歯でばかり噛むなど、咀嚼に関する悪い癖も歯並びを悪くしてしまいます。
5.遺伝
歯や顎の形は両親からの遺伝によってある程度は決まってきます。
そのため遺伝的に歯並びが悪くなる危険性がある人は上記の日常生活における癖にはとくに注意しなければなりません。

矯正治療を必要な人

以下に紹介する噛み合わせの不正がある人は矯正をおすすめします。

叢生(そうせい)

世田谷北沢 医療法人社団 燦陽会 下北沢駅前歯科クリニック 叢生(そうせい)「叢生」とは互いに重なるようにして歯が生えている状態です。
この状態では歯ブラシが届きにくいため汚れが溜まりやすく、虫歯や歯周病にもなりやすくなります。

子供なら矯正装置を用いて歯が生えてくるスペースをつくりだします。

歯がすでに生え揃った年齢なら、抜歯によってバランスを整えるという処置を取ります。

出っ歯

世田谷北沢 医療法人社団 燦陽会 下北沢駅前歯科クリニック 出っ歯出っ歯は上顎が前に出た状態です。 原因として下顎の成長不足、上顎の過剰成長、あるいは上側の前歯の傾き過ぎが考えられます。
この状態では口が完全に閉じにくくなり、口内が常に乾燥します。

それによって口臭が出たり、唾液の分泌が低下することで虫歯になりやすくなったりします。

まだ顎が成長している年齢なら矯正装置を用いて矯正しますが、成長しきっている大人なら抜歯によってバランスを整えるという処置を取ります。

受け口

世田谷北沢 医療法人社団 燦陽会 下北沢駅前歯科クリニック 受け口上顎よりも下顎が前に出ている受け口は発音が不明瞭になり、他人との意思の疎通に不自由を来たすことがあります。
顎がまだ成長している年齢なら矯正装置を用いて矯正します。

方法としては前に出ている下顎の成長を抑制する、もしくは上顎の成長を促進するというものです。
マウスピースによる治療法も現在では一般的となってきています。

大人で症状が重ければ、顎の骨を切断するという大規模な手術をする場合もあります。

すきっ歯

世田谷北沢 医療法人社団 燦陽会 下北沢駅前歯科クリニック すきっ歯「すきっ歯」はその隙間から空気が漏れることで発音や滑舌が不明瞭となります。
顎がまだ成長している年齢なら矯正装置を用いて矯正します。

方法としては前に出ている下顎の成長を抑制する、もしくは上顎の成長を促進するというものです。
マウスピースによる治療法も現在では一般的となってきています。

大人で症状が重ければ、顎の骨を切断するという大規模な手術をする場合もあります。

矯正治療の注意点

世田谷北沢 医療法人社団 燦陽会 下北沢駅前歯科クリニック 矯正治療の注意点矯正治療は歯や顎が成長している途中の子供だけではなく、あらゆる年齢の人が受けることができるものです。
しかし、あらゆる年齢の人が矯正治療を受けられる、と言ってもその治療内容は同じではありません。

歯や顎の成長しきった大人の場合は子供の矯正よりも治療が長引く場合が多いです。
場合によっては抜歯をしてスペースを確保したり、外科手術で顎の骨を切断するなど、治療は大掛かりになる場合もあります。

それは患者さまの身体はもちろん、費用や治療期間の負担も大きくならざるを得ません。
その反対に、まだ歯や顎の成長しきっていない子供なら矯正治療の内容は比較的軽いもので済むことがあります。

矯正装置を装着するだけで良い場合が多く、それなら患者さまの身体への負担も軽くできます。
そのため矯正治療は少しでも早く受けた方が良い治療だということができます。

小さな子供をお持ちの親御さんは歯科医院を一度訪れて、顎の形や成長の仕方をチェックしてもらうことをおすすめします。

また大人の方で歯並びや顎の形にお悩みなら、一日でも早く歯科医院を治療を受けるようにしましょう。
歯並びや顎の形が自然に治ることはありません。

早い治療を受けることで、治療内容も身体への負担も小さくできます。